こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回は様々なボンボンショコラの種類についてお話しします。
以前、ボンボンショコラとは「一口サイズのチョコレート菓子」ということはお話ししましたね。
これ以外にも、様々な一口サイズのチョコレート菓子はあります。皆さんの知っているチョコレートもきっとあると思います。
それでは早速、進めていきましょう!
様々なボンボンショコラ
トリュフ
トリュフは結構ポピュラーなチョコレート菓子ですね。ガナッシュをココアパウダーや粉糖でまぶして仕上げた、丸い形のチョコレート菓子です。
見た目が高級食材のトリュフに似ていることから名付けられています。
このトリュフ、実は様々な種類があるのをご存知ですか?主に3種類に分けられて、それぞれ
- アメリカントリュフ
- ヨーロピアントリュフ
- スイストリュフ
と呼ばれています。
アメリカントリュフ
ビターチョコレートかミルクチョコレートにバターやココナッツオイルを混ぜ合わせてコーティングしたもの。1980年代半ばにサンフランシスコのショコラティエ、ジョセフ・シュミットが開発した。
ヨーロピアントリュフ
シロップにココアパウダーや水分を混ぜ合わせてチョコレートコーティングしたもの。ナッツやドライフルーツが入ったものなど、様々な種類がある。
スイストリュフ
溶かしたチョコレートに生クリームとバターを混ぜ合わせ、水分が残った状態で整形したもの。アメリカンやヨーロピアンと違い水分が多いので日持ちがしないが、生チョコのようにとろける食感が特徴。
アマンドショコラ
ローストしたアーモンドをチョコレートでコーティングしたものです。アーモンドにキャラメルをまとわせて、チョコレートとココアパウダーをかけながら混ぜていきます。
このチョコをかける工程、機械で行うことを「パンコーティング」と言います。回転する窯の中にアーモンドを投入し、少しずつチョコレートをかけていきます。
オランジェット
オレンジのシロップ煮をチョコレートでコーティングしたものです。形は輪切りのままや、皮だけを短冊状に切ってチョコがけしたものがあります。
このオランジェット、シロップ煮を作るのにすごく時間がかかります。オレンジを何度も煮こぼして、温度を一定にしてシロップで長時間煮る。シロップを切って乾かしてチョコレートをかけて、やっと完成です。本気でやると10日くらいかかります。
手間はかかりますが、チョコレートとの相性は抜群ですね!オレンジ以外にもグレープフルーツや文旦など、様々な柑橘類でも作ることができます。
マンディアン
色々なナッツやドライフルーツがのった、円盤状のチョコレートです。上に載せるトッピングはアーモンド、ヘーゼルナッツ、干しイチジク、レーズンが正統となっています。
これは4つの托鉢修道会(ドミニコ、カルメル、フランシスコ、聖アウグスチノ)の服の色に因んでいるんだとか。
お菓子の背景を知ると、また違った面白さがありますね。
キャレショコラ
小さな四角いのチョコレートのことです。シンプルな味と形で、ヨーロッパではコーヒーなどに添えられて出てくることもあります。
薄くて口どけも良いので、チョコレートの風味を堪能するにはうってつけの形になっています。
まとめ
・トリュフには作り方によって色々な種類がある・オランジェットは手間はかかるがチョコとの相性は抜群
・お菓子の背景を知ると更に面白い
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!