インターナショナルチョコレートアワードとは?受賞ブランドもご紹介!

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はチョコレートのコンクール、インターナショナルチョコレートアワードについてお話ししていきます。

ノワール
チョコレートっていっぱいあって選べないんだよね〜!

そんな人に向けて、選ぶ一つの基準として国際的に認められたチョコレートという観点はいかがでしょうか。

インターナショナルチョコレートアワードは全世界で行われているチョコレートのコンクールです。

世界中から集められた数千のチョコレートの中から、特に優れたものを表彰しています。

インターナショナルチョコレートアワードで賞を受賞したチョコレートは、世界に認められたチョコレートということですね。

そんなICA、どのように選考されているのか、どんなチョコレートが受賞しているのか、どこで買えるのかをまとめました。

それでは早速、進めていきましょう!

インターナショナルチョコレートアワードとは?

インターナショナルチョコレートアワード(以下ICA)とは、2012年にイギリス・アメリカ・イタリアの団体(個人)によりスタートした、独立したチョコレートの品評会です。全世界を横断して優れたチョコレートに与えられる賞です。

ICAの目的は「世界中のカカオ農園からショコラティエに至るまでのチョコレートに関するあらゆるステージにおいて、最も優れた美味しさと高品質なチョコレートを認定すること」です。

公平な審査方法で、ブランドイメージなどに惑わされることなく本当に美味しいチョコレートが選出されます。

この審査はチョコレートの味だけでなく、レシピや、テクニックなども評価の項目に入っており、さまざまな観点で「高品質」と認められたチョコレートが受賞する仕組みとなっています。

さらに、カカオ農家とのフェアトレードや支援も評価のポイントとなり、
最近話題のBean to barのカテゴリも取り入れるなど、世の中の流れにそった賞とも言えます。

選考システム

ICAはカナダ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアパシフィックなど各地での大会を経て、2019年はイタリア・フィレンツェでワールドファイナルが行われました。

アジア・パシフィック大会はこれまで一緒に行っていたアメリカ大会から独立し、2018年から単独の大会として開催されています。

コンクール部門は「プレーン」「フレーバー」「ガナッシュやトリュフ」「ナッツ系」「キャラメル」「スプレッド」「その他」など細かく分かれていて、さらにその中でも「ダーク」「ミルク」「ホワイト」などと分かれています。

ちなみにこうして部門を細かく分けることで、公平は審査ができるということですね。出品側はどのカテゴリーに出すかを自由に決めることができます。

そしてこの部門一つ一つに対して、金賞(最大1つ)、銀賞(最大5つ)、銅賞(多数)が与えられます。

部門は60ほどあるので、金賞と銀賞だけでも最大360程の受賞チョコレートが出ることになります。

ノワール
多すぎない?

とはいえ、該当なしということもあるので、実際に受賞できる数は少なくなっています。

ちなみにエントリーは年々増加し、1000以上となっています。どちらにせよ狭き門ということですね。

受賞商品にはICAのマークが授与され、それを商品に貼り付けて販売することができます。一時期すごく増えたモンドセレクションみたいな感じですね。

受賞ブランド

エスコヤマ

言わずと知れた日本を代表するショコラティエ、小山進氏のブランドですね。2014〜2017年までの受賞作品が商品化されています。オンラインでの販売は無いようですので、兵庫・三田の店舗に行くことがあれば試してみてください!

Minimal Bean to Bar Chocolate

ミニマルは東京にお店を構えるBean to bar専門店です。2019年大会でアルアコというタブレットが受賞しています。

こちらは数量限定ですがオンラインでも購入することができます。

テオブロマ

こちらは味覚の魔術師と言われる土屋シェフが展開するブランド「テオブロマ」です。チョコレート好きの方であれば一度は目にしたことがあると思います。

2017年にアジアパシフィック大会、ワールドファイナルで受賞したボンボンショコラのアソートです。

こちらもオンラインショップで購入できるようですので、興味のある方はどうぞ!

まとめ

インターナショナルチョコレートアワード
・世界中の優れたチョコレートを表彰する品評会

・公正な審査によって本当に優秀なものが選ばれる

・日本でも多くのブランドが受賞している

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。