こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回はカカオの産地〜アフリカ編〜マダガスカルです。
このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。
皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。
それでは早速、進めていきましょう!
基本情報
首都:アンタナナリボ
公用語:マダガスカル語、フランス語
通貨:マダガスカル・アリアリ
歴史:1960年フランスより独立。
宗教:キリスト教、伝統宗教
日本からの行き方:ドバイ、モーリシャス、アディスアベバ、パリ等を経由して25時間程度
カカオ情報
生産量:1.1万トン
主な品種:クリオロ種、トリニタリオ種
収穫期:メインクロップ 10月〜11月
ミッドクロップ 5月〜6月
マダガスカル産のカカオ豆は世界でもトップレベルの品質と言われています。ですが収穫時期が短いこともあってか、収穫量は非常に少ないです。
栽培はマダガスカルの北部、サンビラーノ渓谷やアンバンジャで行われています。
その通り。他にもコーヒーやサトウキビなんかも有名ですね。
チョコレート
そんな高品質なマダガスカル産のカカオ豆を使ったチョコレートをいくつかご紹介しますね。
マダガスカル産のチョコレートといえば、国内でツリートゥバー(栽培からチョコレートまで一貫製造)をしているロベール社の「ショコラマダガスカル」ですね。
世界的な品評会、アメリカのインターナショナルチョコレートアワード(ICA)で多数入賞。
さらにイギリスのアカデミーオブチョコレート( AOC)でも世界一を獲得するなど、その品質は折り紙付きです。
このタブレット、カカオ豆100%なんです。なんですけど、これまでのカカオ100%の苦ーーーいイメージを覆されるフルーティーさです!一回食べてもらいたいですね。
柑橘類やトロピカルフルーツみたいな、黄色いフルーツの酸味が特徴的です。
そしてやはりフランスの高級ブランド、ヴァローナにもマダガスカル産チョコレートがあります。それが「マンジャリ」
先ほどのショコラマダガスカルの黄色い系の酸味に対して、こちらは赤いベリー系の酸味が特徴的なクーベルチュールとなってます。
ヴァローナがほんとにメジャーなブランドなのに対して、ショコラマダガスカルはそこまで認知されていないはず。知らない人はぜひ試していただきたいですね。
観光情報
観光スポット
バオバブ街道
樹木をひっくり返したような面白い形をしたバオバブの木、『星の王子様』にも登場する有名な木が、マダガスカルのシンボルとしても知られています。このバオバブの木が立ち並ぶ並木道は、ここでしか見られない、いつまでもじっと静かに見ていたい忘れられない風景です。
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バオバフが立ち並ぶその向こうに、真っ赤に染まる夕焼け空が広がる絶景に出会えたら、その美しさに言葉を失うことでしょう。2本が抱き合うように寄り添うツイスト・バオバブや、緑の葉に覆われた様子など、いろいろの表情も見せてくれるバオバブの木、ここだけの出会いがたくさんある観光地です。
ベレンティ保護区
一年を通して整備された豊かな緑に覆われる、ワオキツネザルに会える私設の自然保護区です。茶と黒の縞模様のしっぽをぴんと高く上げて歩くワオキツネザルが、黄色い花のカシア、サボテン、アロエなど豊富な餌のある森の中で、朝日を浴びて日光浴をする姿を見ることができますよ。ここは500匹のワオキツネザル、200匹のベローシファカが生息するこの保護区。
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ベローシファカの横っ飛びとの出会いは突然!その出会いに思わずシャッターチャンスを逃してしまったとしても、目の奥にはその素早い動きが焼き付いている、そんな衝撃的なジャンプなのでぜひご覧くださいね。
ノシ・ベ
マダガスカル北部に浮かぶ島で、マダガスカル最大のリゾート地であるノシ・べ。フランスやイタリア、南アフリカなどからのリゾート客で賑わいます。島全体が遠浅の海岸で、干潮時には300メートル先まで海底がみられることも!
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ノシ・ベの周辺にはビーチの美しい離島が数多く、この島を拠点に一日観光を楽しめます。この島はまたイランイランの栽培が盛んで、香水やアロマの世界的な産地としても有名、手ごろな値段でお気に入りを手に入れたいですね。
食べ物
ヘヌンビー(牛肉)とごはん
だいたいどんな大衆食堂にもあるマダガスカルの大衆飯です。マダガスカルは牛肉がとても安い!価格は2000∼3000アリアリ(80円から120円)!
地球の歩き方
ミサオとコトレット(焼きそばと牛の骨付き背肉)
ミサオ(焼きそば)は少し固めで基本的は日本の麺より太いです。ミサオだけでもおいしいですが、柔らかく、肉の味がしっかりしているコトレット付きがオススメ!価格は、は1万アリアリ(約300円)しますが、ミサオだけならもっと安く食べることが出来る場所はたくさんあります!
地球の歩き方
この3つはマダガスカルのローカル・フードです。マダガスカルのローカル・フードの特徴は、
① ごはんが多い
② 基本的に味が油と塩味のみ
③ 野菜が少ない
塩味と油の味が強いため、「味に飽きたなぁ」「違う刺激が欲しいな」と思うと思います。
そんな時には、マダガスカルのご飯のお供、「サカイ(辛いピーマン)」がオススメです。
お土産(チョコ以外)
ラフィア製品
ラフィア(マダガスカルヤシ)は、マダガスカルの特産品。マダガスカルのラフィアは世界一良質とも言われる天然の素材で、バッグやポーチ、麦わら帽子などいろいろな製品に加工されています。ソフトで丈夫、使えば使うほど味が出るのがその特徴。色鮮やかな製品がたくさんあり、迷ってしまいそうですね。女性へのお土産にもぴったり。たくさん買って、お友達へのお土産にするのもおすすめです。
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イランイラン
マダガスカルにはたくさんの芳香植物が育っているのですが、イランイランもそのひとつ。本島の北西に位置する小島「イシ・べ」はマダガスカルを代表するリゾート地ですが、別名「香水の島」とも呼ばれていて、イランイランが島中で栽培されています。甘く芳しい香りが島全体包み、訪れる人を魅了しています。
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イランイランはロマンティックな気分にさせてくれたり、女性の魅力を高めてくれたりする素晴らしい香り。このイランイランのアロマオイルや石鹸などは、お土産として最適です。機会がありましたら、ぜひ「イシ・べ」も訪れてみてくださいね!
まとめ
・ショコラマダガスカルはほんとにおすすめ
・バオバブは星の王子様の世界に登場する樹らしい
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!