こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回はカカオの産地〜アフリカ編〜タンザニアです。
このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。
皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。
それでは早速、進めていきましょう!
基本情報
首都:ドドマ
公用語:スワヒリ語、英語
通貨:タンザニア・シリング
歴史:1961年にタンガニーカ、1963年にザンジバルがイギリスより独立。1964年合併
宗教:キリスト教、イスラム教、伝統宗教
日本からの行き方:ドバイ、ドーハ、アディスアベバ等を経由して22時間程度
カカオ情報
生産量:1.5万トン
主な品種:トリニタリオ種、フォラステロ種
収穫期:メインクロップ 9月〜3月
ミッドクロップ 5月〜8月
タンザニアのカカオ栽培はムベヤ州のカイエラ地区という限られた地域でしか栽培されてないため、収穫量も少ないですね。
まだまだ発展途上ですが、カカオの品質としては良いです。ビーントゥバーでも扱われるようになり、これから伸びていくんじゃないでしょうか。
チョコレート
生産量は少ないですが、タンザニア産のカカオ豆を使用したクーベルチュールも手に入れることはできます。
それがフランスのメーカー、カカオバリー社の「タンザニア75%」です。
タンザニアはカカオの苦味とベリー系の香り、ほのかな酸味が特徴ですね。タンザニア産のカカオ限定で作ったクーベルチュールは探してもなかなかないので貴重ですね。
観光情報
観光スポット
ンゴロンゴロ保全地域
世界遺産「ンゴロンゴロ保全地域」にはオルモティ(Ormoti)とエンパカーイ(Empakaai)、そして、世界最大級のカルデラであるンゴロンゴロ(Ngorongoro)と3つのクレーターがあります。
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およそ200万年~300万年前に火山の噴火によってできたというクレーターの中は、水と食料が豊富で周囲から完全に閉ざされているため、ほとんどの動物はこのクレーターから出ることなく一生を終えるそうです。
内部には広大な草原地帯や森林、沼、湖などが広がっており、200~300頭のアフリカゾウと約600頭のハイエナ、約60頭のライオンのほか、チーター、ヒョウ、シマウマ、ヌー、ガゼルなど25,000頭以上の動物や鳥たちが生息しています。運が良ければ、絶滅危惧種のクロサイも見ることができますよ!カバが水浴びを楽しむ「ゴイトクトクの泉」や、フラミンゴの群れでピンク色に染まる「マカトゥー湖」も見応え充分です。
クレーター内部に入れるのは朝8時から夕方4時までで、1グループにつき6時間以内の観光と定められています。入口部分にはマサイ族の村もあるので、ぜひあわせて訪れてみてくださいね。
ザンジバル島のストーン・タウン
ザンジバル島(ウングジャ島)は、青い海と白いサンゴ礁に恵まれた美しい島です。元々この地にあったザンジバル共和国と大陸にあったタンガニーカ共和国が併合して、1964年に現在のタンザニア連合共和国が誕生しました。ザンジバル島の中心となるのがザンジバル・シティで、その旧市街が2000年に世界遺産に登録された「ストーン・タウン(Stone Town)」です。
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サンゴの石で造られた建築物が並ぶことから「ストーン・タウン」と名づけられたこの街。実はその美しい姿からは想像もつかないほど、悲しい歴史を歩んできているのです。元々はアラブの商人たちが住んでいましたが、大航海時代にポルトガル領となり、その後オマーンの支配を経てイギリス領となります。その間、ザンジバルはアフリカ全土から集められた奴隷と象牙、金などを輸出する港町として繁栄しました。
キリマンジャロ国立公園
山脈に属さない山としては、世界一の高さを誇るというキリマンジャロ。日本ではコーヒーの産地としても知られていますよね。白い雪化粧が美しいキリマンジャロは標高によって5つの気候帯に分かれており、それぞれに独自の動物群と植物群を有するのが特徴です。
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山裾は常緑樹の森に支配されていますが、標高約3,000m辺りになると低木が生い茂るようになり、さらに標高の高い4,000mゾーンでは月の表面のような乾燥した岩肌の風景に変わります。さらに登ると地面は細かい氷雪に覆われ、山頂付近にはなんと氷河が!ただ、この氷河は地球温暖化による気候変化のため年々減少しており、15年後には消滅してしまうとも言われているのだとか。
食べ物
ピラウ
ピラウとは一言で言うと、タンザニア風炊き込みご飯。言葉の由来はペルシャ語で、私たちもよく耳にする「ピラフ」と同じ語源から来ています。街角での調理はもちろん、高級レストランでも作られているポピュラーな食べ物です。
たびこふれ
チップスマヤイ
フライドポテトに溶いた卵液を注ぎ、フライパンでよく焼いたオムレツ。
たびこふれ
タンザニアの子どもたちに一番好きな食べ物は?と聞くと、必ず「フライドポテト!」と返ってきます。その大好きなポテトを卵で包んだチップスマヤイは、軽食として子どもから大人までよく親しまれています。こちらでは一般的に炭を使って料理するので、さらに素材本来のおいしさがぐっと引き出されます。
お土産(チョコ以外)
ティンガティンガ
ティンガティンガは、タンザニアの旧首都・ダルエスサラームのオイスターベイエリアで20世紀後半に開発され、後に東アジアにも広がった絵画スタイルです。 ティンガティンガの絵画はタンザニア、ケニアおよび近隣諸国の観光志向の芸術絵画として広まり、タンザニアの画家エドワード・サイド・ティンガティンガの名前に由来しています。
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ティンガティンガの絵画は伝統的にマソナイト上(硬いボード)に作られ、自転車の塗料を使用しており、鮮やかで彩度の高い色を作り出しています。 スタイルの多くのは、観光指向の市場、お土産に関連付けて作られています。 タンザニアのサファリで見られる野生動物の作品はナイーブかつ漫画的なもので、とてもユーモアある絵画でお土産として特に人気があります。
カンガ
カンガとは、タンザニアで衣類や風呂敷に使用される1枚布です。明るい色の綿の布は、19世紀半ばから後半に東アフリカ、特にザンジバルで現れました。 タンザニアの女性は、通常ベビーキャリア、ヘッドドレス、さらにはインテリアとしても使用しています。タンザニアの代表的なお土産の一つなのでぜひお気に入りの一枚を見つけてくださいね!
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キリマンジャロコーヒー
タンザニア北東部のアフリカの最高峰の山キリマンジャロの火山斜面に栽培されているキリマンジャロコーヒーは、アラビカ種で、果実から加工生産した生豆は緑灰色で大粒が特徴のタンザニア産コーヒー豆の全てを指すブランドです。独特の起源の味わい、酸味と苦みがバランス良く調和し、風味豊かなキリマンジャロコーヒーは、世界でも最高級グルメコーヒーのひとつとして評判を得ています。タンザニアの国際空港からスーパーマーケットまで、お土産品店では木箱やベルベットの袋で購入でき、またお手ごろなお値段なので、お土産としてとても人気ですよ!
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まとめ
・タンザニア産カカオ100%のクーベルチュールは希少
・自然豊かで野生動物の楽園
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!