カカオの産地〜中南米編〜 セントルシア

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はカカオの産地〜中南米編〜セントルシアです。

このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。

ノワール
半分妄想です!

皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。

それでは早速、進めていきましょう!

基本情報

首都:カストリーズ
公用語:英語
通貨:東カリブ・ドル
歴史:1979年にイギリスより独立
宗教:ローマ・カトリック教、プロテスタント、聖公会
日本からの行き方:ヨーロッパ、アメリカ等を経由して30時間程度

カカオ情報

生産量:100トン
主な品種:トリニタリオ種
収穫期:メインクロップ 11月〜3月
    ミッドクロップ 4月〜5月

セントルシアは18世紀にカカオの栽培が始まったカリブ海の小さな島国です。カカオは島全体で収穫できます。

一時期カカオ産業は廃れていましたが、ホテルショコラによって再興されました。

チョコレート

というわけで、ここでご紹介するチョコレートも、ホテルショコラとなります。

ホテルショコラはイギリスではメジャーなチョコレートブランドですね。イギリス国内に100店舗以上あります。

日本には2018年に初上陸して、現在関東と関西の国内7店舗となっています。

セントルシア産カカオ100%のチョコレートも珍しいですね。ホテルショコラはセントルシア国内でチョコレートまで加工する、いわゆるツリートゥバーです。

観光情報

観光スポット

ピトン山

火山によってつくられた、とんがり帽子のような2つの山「ピトン」。高さ743mのプチ・ピトン山と、高さ798mのグロ・ピトン山、合わせて「双子の山」とも呼ばれており、両方とも登ることができます。2004年には「ピトン管理地域」としてユネスコ世界遺産に登録されました。

TABIPPO

サルファー・スプリングス

カリブ海の島々の中で珍しい火山島であるセントルシア。温泉が湧く島としても有名です。プチ・ピトン山の麓にはサルファー・スプリングスの温泉があります。独特の硫黄の香りや立ち込める煙は日本の温泉そのもの!

「ブラック・ウォーター・プール」とも呼ばれるミネラルたっぷりの泥温泉があります。ややぬるめのお湯で、お肌がツルツルになること間違いなしです。温泉に入る際には必ず水着を着用してくださいね。

TABIPPO

食べ物

セントルシアの代表的な料理には、タラの風味が美味しいソルトフィッシュがあります。塩気が効いているのでライスやプロピジョンと呼ばれるイモ類と一緒に食べます。煮込み料理も多くラムや牛肉に野菜やハーブを加えて煮込んだものに豆ソースとライスを添えて頂きます。香辛料が効いたカレーをクレープで包んだロティも日本人好みの味で食べやすいです。

TRAVEL STAR

お土産(チョコ以外)

バナナソース

セントルシアの農業はバナナが中心で、たくさんのバナナが採れます。そのバナナを使ったバナナソースは、セントルシアオリジナルのものでとても珍しいものです。

少々ピリ辛のバナナソースは肉や野菜、魚などどんなお料理にも相性最高です!お土産に買って帰れば、セントルシアの味が日本で楽しめますよ。おいしいバナナソースは人気のお土産品ですよ!

Sky Ticket

ピトンラガービール

お土産にセントルシアの地ビールはいかがでしょうか?ピトンラガービールはアルコール度5%のセントルシアのブランドビールです。Windward&Leeward Brewing Limitedにより、セントルシアで醸造されています。アルコールの度数は5%で、一般的なアメリカンビールより少々アルコール度が高めになっています。

「ピトン」という名前は、セントルシアの双子の山、グロスピトンとプチピトンから命名されました。国内の人にとっても愛されているビールをぜひ日本でのお土産にしてはいかがでしょうか?

Sky Ticket

ラム酒

セントルシアでは国内でラム酒を製造しています。セントルシアでとれたサトウキビを原料にしたラム酒はいろいろな味があり、お土産にもピッタリです。ココナッツ味やオレンジ味、ピーナッツ味にジンジャーなど、好みに合わせて楽しめます。

他にもココナッツとバナナを含んだラムベースのクリームリキュールなどもあり、本当に種類が豊富です!お気に入りの味のラム酒をお土産にぜひどうぞ!

Sky Ticket

まとめ

・カカオ産業は一度廃れたが、ホテルショコラによって再興

・ホテルショコラがセントルシア産カカオ100%のタブレットを製造している

・泥温泉は本当に肌がツルツルになるらしい

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。