カカオの産地〜アフリカ編〜 コンゴ民主共和国

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はカカオの産地〜アフリカ編〜コンゴ民主共和国です。

このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。

ノワール
半分妄想です!

皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。

それでは早速、進めていきましょう!

基本情報

首都:キンシャサ
公用語:フランス語
通貨:コンゴ・フラン
歴史:1960年にベルギーより独立
宗教:キリスト教、イスラム教
日本からの行き方:アディスアベバ、パリ、カサブランカ等を経由して22時間程度

カカオ情報

生産量:1.3万トン
主な品種:フォラステロ種
収穫期:メインクロップ 9月〜4月
    ミッドクロップ 5月〜8月

コンゴのカカオはヴィルンガ国立公園という、アフリカ最古の国立公園内で栽培されています。

ですが政治的不安や貧困問題など、カカオを栽培するための障害がアフリカ諸国の内最も多い国でもあります。

チョコレート

コンゴ産のカカオ豆を100%使用したクーベルチュールというのは今の所入手できていません。

ですが、スペインのブランド、カカオサンパカで6カ国カカオ原産地セレクションという商品がありまして、その中の一つにコンゴ産カカオ豆を使用したボンボンショコラが入ってます。

カカオサンパカ

ビーントゥバーなどでコンゴ産のカカオ豆100%のものがあればまたご紹介しますね!

観光情報

観光スポット

ヴィルンガ国立公園

ウガンダの世界遺産「ルウェンゾリ山地国立公園」に隣接する「ヴィルンガ国立公園」は、コンゴ民主共和国にある世界自然遺産5つのうちの1つ。旧称「アルベール国立公園」として親しまれた7800平方キロメートルにも及ぶ広大な国立公園で、ルウェンゾリ山地国立公園と共に絶景を眺められる世界遺産スポットとして、世界中から注目されていました。

多様な生物、中でもマウンテンゴリラとカバの生息数が多く研究面においても貴重な場所でしたが、ルワンダ内戦による環境汚染、難民の流入、戦闘員による虐殺などで、多くのマウンテンゴリラやカバが命を落としました。一説では、25000頭以上いたとされるカバのうち10000頭以上が被害にあったといわれています。また、マウンテンゴリラも全世界の約半数はヴィルンガ国立公園に生息していると考えられていましたが、多くの犠牲が出てしまいました。

このような背景から1994年に、ヴィルンガ国立公園は「危機遺産(危機にさらされている世界遺産)」に登録され、現在も継続中です。

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ニーラゴンゴ山

標高3470mのニーラゴンゴ山は、世界でも有数の活火山の一つに数えられています。また、その頂部に今も活動中の火口湖があることでも知られています。

実はその火口湖がとても美しく、観光におすすめのスポットなのです。グツグツと激しく燃え上がる火口が血管のように広がる湖をつくり、その荘厳さには目を見張ります。

世界的にも希少価値の高い火口湖は観光客にも密かに人気があり、一目その姿を見ようと多くの人が訪れています。しかし、やはり活火山ということもありますので、十分注意して観光に訪れて楽しむようにしてください。

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ゾンゴの滝

アフリカであるコンゴ民主共和国を観光するなら大自然の迫力を味わいたいですよね。そんな、自然がつくった圧巻の滝がゾンゴの滝です。

アフリカ最大級の河川コンゴ川にそそぐ支流の滝「ゾンゴの滝」は、激しい水量が見どころの観光スポットです。そのけたたましい音に、耳が釘付けとなることでしょう。美しい自然が残るコンゴ民主共和国の中でも、随一の人気観光名所というのも納得でしょう。

首都キンシャサからおよそ100kmほど離れていますが、それだけの労力を払ってでも観光する価値は十分にありますよ。コンゴ民主共和国が誇る圧巻の大自然の力を見たい方はぜひ、訪れてみてください。

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食べ物

フフ

コンゴの食卓に欠かせない食材、それはなんといっても“マニョク”です。マニョクは農業地帯だけでなく、街中でも幹線道路沿いにちょっとした畑があったり、家の庭に植わっていたりと身近なところでも栽培されています。

マニョクとはキャッサバのこと。日本でキャッサバというとタピオカの材料キャッサバ澱粉として知られているかもしれませんが、コンゴでは主食としてもおかずとしても、ほぼ毎日食卓にのぼります。

コンゴの人々が毎日食べる主食“フフ”はこのマニョクの芋を切って乾燥させ粉にした物から作られます。

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ンバンガ

“ンバンガ”は実は牛の舌です。日本の皆さんが「タン塩」などで食べているのは牛の舌の中心部分、外側の硬い部分を削ぎ落としてあります。ンバンガは日本の皆さんが食べない、犬の餌に加工されているような外側の部分なのです。

これを、ニンニク、タマネギ、トマトなどの野菜や前述のキューブ型調味料などと一緒に3時間以上かけて柔らかくなるまで煮込みます。生ではナイフで切るのにも苦労するンバンガが、フォークがスッと刺さるくらいなれば出来上がり。一口噛むと外側は少しコリッとした食感を残しながらトロッと柔らかく、肉と野菜の旨味が口の中いっぱいに広がる、まさに牛タンシチューです。旨味が凝縮されたソースをフフにつけて食べるのがまた美味しく、最高のごちそうです。

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お土産(チョコ以外)

コーヒー

コンゴ民主共和国は赤道直下の熱帯の国ですが、国の東部、北キブ州と南キブ州には高山があり、コーヒーの栽培が盛んです。長い間国内の政治情勢が安定しなかったため、経済的な基盤がつくれず、コーヒー農家も十分な資本や技術を得られないでいました。そこに近年、主に欧米の支援が入るようになってきて、コンゴ民主共和国のコーヒー農業は質量ともに向上してきました。

主にフェアトレードなどで輸出されることが多いコーヒーですが、お土産としても販売されています。日本ではまだ一部のコーヒー専門店でしかほとんど見られませんので、日本への良いお土産にもなります。

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乳製品

コンゴ民主共和国は自然のバリエーションの豊富な国で、山の中の美しい湖を中心とした土地もあります。湖と火山で有名な名所であるゴマも、そんな風光明媚な土地の一つ。そしてゴマはコンゴ民主共和国のスイスとも呼ばれ、酪農も盛んです。いままさに経済発展が始まり、観光産業も拡大しつつあるコンゴ民主共和国では、お土産として販売できるものが開発されている真っ最中。ここでつくられる乳製品もまた、国の名物に成長しようとしています。

その中でも、特にチーズがおすすめ。味の種類もたくさんあり、日持ちもするので、ゴマのチーズは誰にでも配れるお土産として最適でしょう。

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まとめ

・政治的不安など、カカオ栽培の障害がアフリカ中最も高い国

・カカオサンパカにはコンゴ産カカオを使用したボンボンショコラがある

・アフリカでは珍しく酪農が盛ん

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。