こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回はカカオの産地〜アジア・オセアニア編〜インドネシアです。
このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。
皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。
それでは早速、進めていきましょう!
基本情報
首都:ジャカルタ
公用語:インドネシア語
通貨:ルピア
歴史:1945年にオランダから独立宣言、1949年に承認
宗教:カトリック、プロテスタント、ヒンドゥー教など
日本からの行き方:直行便で7時間程度
カカオ情報
生産量:22万トン(世界第6位)
主な品種:トリニタリオ種、フォラステロ種
収穫期:メインクロップ 9月〜12月
ミッドクロップ 3月〜7月
インドネシアはアジア一のカカオ生産国ですね。スマトラ島、ジャワ島、バリ島、ニューギニア島など、島の至る所で栽培されており、国主要な輸出品ともなっています。
生産の約75%は真ん中の大きな島、スラウェシ島で行われています。
実はインドネシアは5年ほど前まで世界でもコートジボワール、ガーナに次ぐカカオ生産国だったんです。
インドネシアのカカオ栽培は多くの小規模自営業者で成り立っているんですが、ずさんな農場管理や樹木の老化、使用できる肥料の制限などで減少してしまいました。
政府はカカオ生産量を伸ばすための改善プログラムを掲げていますが、思ったほどの成果が出ていないのが現状です。
チョコレート
Dari K
日本で購入できるインドネシア産カカオのチョコレートといえば、まず「Dari K(ダリケー)」ですね!
Dari Kは2011年設立の京都のブランドです。インドネシアのカカオの大半を占めるスラウェシ島で、当時カカオ豆を未発酵のまま出荷していた農家をトレーニングすることから始めました。
当時のカカオ豆は、発酵したものも未発酵も同じ価格で買い取られてたんですね。手間をかけて発酵させても値段上がらないんですから、そりゃそのまま出荷しますよね。
そんな状態からカカオの発酵を教え、品質の良いカカオ豆ができればきちんとした対価を払う。そしてカカオ農家の生活水準の向上を目指しています。
それまでのインドネシアカカオの世界を変えたブランドなんですね。
ダリケーといえば生チョコが一番有名かもしれませんが、チョコレート単体でも販売しているので、興味のある方はオンラインショップを覗いてみてください!
Pipiltin Cocoa
そしてもう一つは「Pipiltin Cocoa(ピピルティンココア)」です!
ピピルティンココアは5つの異なる地域のカカオの特徴を生かしたチョコレートを生産していますね。
こちらも同じく、オンラインショップがありますので興味のある方はどうぞ!
観光情報
観光スポット
ボロブドゥール寺院
インドネシアで一番有名な観光スポットと言えば、ボロブドゥール寺院と言っても過言ではないでしょう。そして、ボロブドゥールとはサンスクリット語とバリ語が組み合わされた「丘の上の僧院」という意味だそうです。その名の通り、まさに丘の上に立ったような景色を堪能できます。
そんなボロブドゥールはいつ来てもその美しさを堪能できますが、実は朝訪れるのがおすすめと言われています。その理由は、朝日です。ただでさえ美しいボロブドゥール寺院がさらに美しさをまとうひと時が朝日が差し込む時間帯です。その美しさは、最早言葉では言い表せないほどですので、実際その姿を見に訪れれば分かると言っておきましょう。
その朝日を見る方法はツアーで行くことです。ジョグジャカルタから出ているツアーを利用するか、ボロブドゥール敷地内にあるマノハラホテルを利用し、ホテル主催のツアーに申し込みましょう。
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テガララン ライステラス(バリ島)
インドネシアで圧倒されるほどの景色を堪能したいのでしたら、テガラランのライステラスがおすすめです。ちなみにライステラスとは、棚田のことです。「なんだ、棚田か」と甘く見て、じゃあ見なくていいやとスルーすれば痛い目を見ることでしょう。それほどテガラランのライステラスは絶景で、見る者を魅了するのです。
深い渓谷に見渡す限り続く美しい棚田の様子は迫力満点!日本に帰っても、その景色を忘れることはできず、また訪れたいと思ってしまうほどのおすすめスポットです。
そんなテガラランのライステラスへの行き方は、近くのウブドからアクセスする方が多いようです。ウブドからだと、車で10分~20分ほどで行けますので、行き方が分からなければ、とりあえずウブドまで行ってタクシードライバーなどに「ライステラスへ行きたい」と言えば、観光として多くの方が訪れていますので連れて行ってくれるはずですよ。
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モンキーフォレスト(バリ島)
インドネシアのバリ島にはモンキーフォレストと呼ばれる、右を見てもサル、左を見てもサル、どこを見てもサルを発見できるインドネシアならではのおすすめ観光スポットがあります。サルを愛する方、動物を愛する方には実に楽園のような場所と言えます。
しかし、気をつけていただきたいのが、荷物はきちんと持っておくということです。なぜならサルたちはあなたの荷物に食べ物がないかと虎視眈々と狙っているからです。そして、荷物を奪われた際は無用な威嚇などはせず、係の方をすぐ呼ぶようにしましょう。
食べ物をあげれば荷物を返してくれるという話も聞きますが、それは確実な方法ではありません。とにかく荷物の管理にはきちんと注意して、サルたちの姿を楽しんでみてください。
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食べ物
ナシ・ウドゥック
ココナッツミルクで炊いたごはんとともに、鶏肉や野菜などのおかずを食べる定番料理です。ココナッツミルクの甘い香りがなんとも独特。日本ではなかなか食べることができないので、ぜひお試しあれ♪
TABIPPO
スプ・ブントゥ
インドネシア料理の代表格であるスプ・ブントゥ。牛の尻尾を使ったスープで、ボリューム満点でおいしい!絶品だと評判なので、インドネシアを訪れた際はぜひ食べてみてほしいです。
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エス・ブア
エス・ブアは、インドネシア語でアイスフルーツを意味します。その名の通り、氷の上にフルーツが乗ったデザートのことで、マンゴー、スイカ、パイナップルなど様々な種類のフルーツを楽しめます。
TABIPPO
お土産(チョコ以外)
EAST BALI CASWEWSのカシューナッツ
インドネシアはカシューナッツの一大産地だそうです。そのカシューナッツを使ったシリアル風のスナックが美味しくて、お土産にあげた友人から『お金払うから今度はもっとたくさん買ってきて!』と頼まれました。値段は一番小さいパック30,000rp、240円~。
ジャカルタいろとりどり
コーヒー豆(コピ・ルアク)
高級コーヒーとして知られるコピルアク。ジャコウネコの糞から採られる珍しいコーヒーで、世界一高価で希少なコーヒーと言われています。現地ならではのお得価格で購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
TABIPPO
ドライマンゴー
南国といえばやはりマンゴー。日本では値段が高いので、インドネシアではぜひたくさん食べたいですよね。ドライマンゴーは重量も軽くおいしいので、自分用にもプレゼントにもおすすめです。
TABIPPO
まとめ
・ダリケーやピピルティンココアで購入可能
・約17,500ある島のうち、約11000は無人島
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!