こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回はカカオの産地〜中南米編〜メキシコです。
このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。
皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。
それでは早速、進めていきましょう!
基本情報
首都:メキシコシティ
公用語:スペイン語
通貨:メキシコ・ペソ
歴史:1810年にスペインから独立宣言、1821年に承認
宗教:カトリック、プロテスタントなど
日本からの行き方:成田からの直行便で13時間程度
カカオ情報
生産量:3万トン
主な品種:フォラステロ種、トリニタリオ種
収穫期:メインクロップ 10月〜2月
ミッドクロップ 3月〜8月
メキシコは、カカオ栽培発祥の地と言われてますね!2000年以上前から栽培を始め、スペイン植民地時代には大規模なカカオプランテーションが広がっていました。
ですが2003年以降生産量は急激な落ち込みを見せています。原因はカカオの病害や、農家が経済的に正当な対価を得られないため、他の作物に移ってしまったことが原因です。
その状況を打開するため、アメリカのハーシーズによる支援が行われてます。世界的大企業の支援で、これから生産量が増えていくことを願うばかりですね。
チョコレート
そんなメキシコ産チョコレートはフランス、カカオバリー社から販売されています。
業務用なのでなかなか入手するのは難しいかもしれませんが、ナッツの風味と程よい苦味、フルーツのような香りでバランスの取れたクーベルチュールとなっています!
観光情報
観光スポット
メキシコシティ
メキシコの首都である「メキシコシティ」。この大都市の中に散らばる建築は、目を見張るものばかり。それは繊細な彫刻を纏い、世界遺産の威風に満ちた姿そのものです。
アステカの都・テノチティトランの時代から、メキシコシティの中心であり続けるソカロ(中央広場)は、メキシコシティの顔。一辺が200mを優に超える、ほぼ正方形をしたとても大きな広場です。
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テオティワカン
「テオティワカン」の古代都市は、年間約200万人の観光客が訪れるメキシコ最大の観光スポット。世界遺産にも登録されている、一度は見たい絶景です。
最も重要な建造物は、太陽のピラミッドと月のピラミッド。それぞれ太陽の神と月の神に捧げられたとされています。太陽のピラミッドは幅にして225mあり、世界で三番目に大きいピラミッドとして知られています。
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グアナファト
赤、青、緑、黄色、オレンジ、ピンクetc。さまざまな色が混沌と混ざり合い、ひしめき合う街「グアナファト」。まるでレゴブロックを積み上げたようなカラフルで可愛らしい街並みは、スペイン植民地時代の16世紀から18世紀にかけて、銀の発掘による莫大な富をもとに形成されました。
観光スポットとして一番有名なピピラの丘。丘の上からはグアナファトの街並みを一望することができます。
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食べ物
タコス
メキシコ料理の定番中の定番であるタコスは、トルティーヤに具材を挟んで2つ折りにした食べ物です。
タコスという言葉自体が軽食を意味している通り、メキシコでは最もポピュラーな存在となっています。
具材は牛肉や豚肉のほか、チーズやレタスなど何でもあり、サルサソース等で味付けして食べます。
はらへり
チラキレス
チラキレスとは、トルティーヤチップスにソースをかけて煮込んだ伝統料理のことです。
こんがりと焼いたトルティーヤチップスは、お菓子の「ドンタコス」のようなイメージで、カリッとした食感がたまりません。
こちらを小さくカットし、赤や緑のサルサソースをたっぷりとかけて煮込みます。
鶏肉や玉子など具材をトッピングし、サワークリームやチーズを被せたら完成です。
はらへり
モーレ・ネグロ
メキシコ南部・オアハカ州の郷土料理で、真っ黒なソースが特徴です。
カカオをベースにワヒーヨなど数種類の唐辛子、約30種類の材料を混ぜ合わせてソースを作ります。
最後にメキシコ産チョコレートと鶏のゆで汁を加え、鶏肉や七面鳥の肉を軽く煮込んだら完成です。
軽い甘さの後にくる、ピリ辛と苦みが特徴で、オアハカを旅行したらぜひとも食べたい料理です。
はらへり
お土産(チョコ以外)
テキーラ
メキシコのお土産と言えば一番に思いつくのがテキーラではないでしょうか。アルコール度数の高いテキーラをショットでグイッと飲む姿はかっこいいですよね!
テキーラはメキシコに多く存在するアガベと呼ばれる竜舌蘭(りゅうぜつらん)から作られます。
メキシコには日本で発売されていないテキーラがいくつもあるので、お酒好きな人にプレゼントすれば喜んでくれること間違いなし! 選ぶ際はアガベを100%使用しているものを選ぶと良いですよ。
値段も日本より安く、50mlボトルなら持ち帰りやすいのでお土産に買っていく人が多いです。
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チアシード
スーパーフードとして日本でも話題になったチアシード!
原産は実はメキシコなのです。
国内のスーパーでも購入可能ですが、現地価格なので低コストでコスパよく購入可能。
食物繊維が豊富で減量中の方にもおすすめですよ♪
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コーヒー
日本では、まだまだ馴染みが薄いですが、メキシコはラテンアメリカを代表するコーヒーの産地。
ベラクルス州、オアハカ州、チアパス州の3大産地のほか、ゲレロ州、プエブラ州、イダルゴ州でもコーヒー豆が生産されています。コーヒーはスーパーや大手チェーン店ではなく、カフェで購入するのをおすすめします。こだわりのコーヒーを出すカフェでは、豆も販売してくれるところが多いです。価格は250gが50メキシコペソ~。豆の鮮度を保つために、轢かないままで購入しましょう。
All About
まとめ
・カカオバリーからクーベルチュールが販売されている
・メキシコシティは少しずつ沈んでいる
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!