カカオの産地〜中南米編〜 ペルー

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はカカオの産地〜中南米編〜ペルーです。

このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。

ノワール
半分妄想です!

皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。

それでは早速、進めていきましょう!

基本情報

首都:リマ
公用語:スペイン語
通貨:ヌエボ・ソル
歴史:1821年にスペインから独立
宗教:80%以上がカトリック教、12%がプロテスタント、その他ユダヤ教等
日本からの行き方:アメリカ、メキシコ等を経由して20時間程度

カカオ情報

生産量:12万トン
主な品種:トリニタリオ種、フォラステロ種、ポルセラーナ種、CCN-51種
収穫期:メインクロップ 4月〜7月
    ミッドクロップ 1月〜2月

ペルーは中南米の中でもブラジルに次ぐ第3位の生産量を誇ります。かつ品質の良いカカオ豆を生産することでも知られていますね。

品種を見てもらえればわかる通り、数が多いですよね。そしてさらに、お隣の国、エクアドルにしか存在しないと考えられていたアリバ種も発見され、カカオの多様性では群を抜いています。

そしてエクアドルと同じく、人工品種CCN-51種も栽培されています。これも物議を醸すところですね。

とはいえ、カカオ豆の評価は高く、原種に近いものも存在するので、生産地としてはかなり魅力的ではあります。

チョコレート

そんなペルーさんカカオ豆100%を使用したチョコレートはまず、カカオアルン「カカオブランコ70%」です。

左がピウラ、右がピュアという商品です。僕の中でおすすめはピウラです。滑らかな舌触りにドライフルーツ、特にレーズンのような風味が広がる、とても上質なチョコレートです。

実はこのカカオアルンの代表、米津さんとはひょんなことから知り合いになりまして。それはまた人×Chocolatでお話ししようと思います。

とても誠実にチョコレートに向き合う米津さんのカカオアルン、オンラインショップもありますので是非一度試してみてくださいね。

観光情報

観光スポット

マチュピチュ

標高約2400m、ジャングルの中にひっそりと佇む空中都市「マチュピチュ」。その名にふさわしく、山の尾根にあるマチュピチュの遺跡は、空中からしか見渡すことができません。

その絶景を楽しめる場所の一つが、太陽の門。太陽の門は当日予約なしで登山可能。しかも、いつも予約でいっぱいの人気の山・ワイナピチュとほぼ同じ高さから、絶景を楽しむことができるんです!

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レインボーマウンテン

クスコで、マチュピチュに次いで秘かに人気を集めている観光地があります。それがクスコから約140km南東に位置する通称「レインボーマウンテン」。その名のとおり虹のように鮮やかな模様が美しい山で、標高5100mから見下ろす景色は絶景!

地層の成分により、さまざまな色が入り混じるように模様を織り成す、レインボーマウンテン。このような山は世界的にも珍しいそうです。

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ナスカの地上絵

ペルーの荒野に描かれた「ナスカの地上絵」は、ペルーのみならず世界の中でも有名な世界遺産の一つ。数学者のマリア・ライヘ氏をはじめとした多くの研究者によって、作られた理由や描き方などの解明がされてきた謎の遺跡です。

上空から大地に刻まれたいくつもの巨大絵図を実際に目撃すると、不思議と何かのメッセージを投げかけられているような気持ちにさせられます。

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食べ物

ロモ・サルタード

ペルーの代表的な料理でレストランや定食屋などどこでも食べることができる国民食。牛肉の細切りに玉ネギやピーマン、フライドポテトを一緒に炒めたものです。

味付けに醤油が使われているため、日本人の口にとても合います。これはペルーで絶対に外せない一品です。

TABIPPO

セビーチェ

こちらも絶対に外せない一品の1つ。ペルー料理でいちばん有名な料理なのではないでしょうか。白身魚やタコ、エビなどの魚介類と紫玉ねぎをレモン汁と香辛料を使って和えたマリネ料理。

新鮮な魚介の旨味とクセになる酸味がたまりません。お酒のアテにも最適です。リマなどの海沿いの街で新鮮なセビーチェを食べてみましょう。

TABIPPO

チチャ・モラーダ

ペルーの国民的ジュース、チチャ・モラーダ。
これは紫色のトウモロコシとシナモン、グローブなどを一緒に煮出して作ります。最後に砂糖を加えて甘いジュースのできあがりです。

お店によって手作りのチチャ・モラーダを出してくれるところもあるのでぜひペルーに行ったら飲んでみてください。

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お土産(チョコ以外)

インカコーヒー

インカコーヒーとは大麦やライ麦の香ばしさが特徴の穀物コーヒーです。

インカコーヒーは粉末状なので、飲むときの手間も省けて、多くある穀物コーヒーの中でも飲みやすく、お土産に適しています。そのままブラックで飲んだりしてもいいですし、豆乳などを合わせてまろやかにしてもいいので、お土産をあげる人が好みにカスタマイズできるのもお土産として有能ですね。

TABINAKA

キヌア

日本でもスーパーフードとして馴染みのあるペルーの食卓に欠かすことのできない食材がキヌアです。

ペルーやボリビアなど南米アンデスの高地が原産で、ペルーの名産としてペルーの人々に愛されています。キヌアはスープに入れたり、暖かい飲み物に入れたり、味に癖がないので、様々な料理に使えるスーパーフードです。料理が好きな人へのお土産におすすめですね。

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マラス塩田の塩

ペルーの有名観光地クスコ近くのアンデス山脈にマラスの塩田という場所があり、そこで採取されるペルーを代表する岩塩です。

肉料理や魚料理など、様々な料理に合うマラス塩田の塩は、料理以外にもお風呂に入れてお湯を柔らかくして心地よさを演出することもできます。料理が好きは人へのお土産としてはもちろん、お風呂にも使えることで誰にあげても喜ばれるおすすめなペルー土産です。

TABINAKA

まとめ

ペルー
・高品質で多様なカカオが栽培されている

・カカオアルンのチョコレートはおすすめ

・アルパカは実はラクダの仲間

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。