カカオの産地〜アジア・オセアニア編〜オーストラリア

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はカカオの産地〜アジア・オセアニア編〜オーストラリアです。

このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。

ノワール
半分妄想です!

皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。

それでは早速、進めていきましょう!

基本情報

首都:キャンベラ
公用語:英語
通貨:オーストラリア・ドル
歴史:1901年にイギリスより自治領として独立、1986年独立国家となる
宗教:半数以上がキリスト教
日本からの行き方:シドニーまで直行便で10時間程度

カカオ情報

生産量:40トン
主な品種:クリオロ種、フォラステロ種
収穫期:メインクロップ 4月〜7月
    ミッドクロップ 10月〜12月

ケアンズの位置するクイーンズランドは、カカオが栽培できるカカオベルトの最南端に位置しており、栽培が始まったのもごく最近の話です。

なのでまだ国外へ流通させられるほどの収穫量にはなっていませんが、これから成長していく産業として注目されています。

チョコレート

残念ながらまだオーストラリア産カカオを使用したチョコレートというのは日本では入手できませんが、今後ビーントゥバーやイベントで見つけたらまた更新するようにしますね!

観光スポット

エアーズロック

オーストラリア大陸の中心にある、先住民”アボリジニ”の聖地です。数々の自然遺産に加え、アボリジニの文化的価値を認められ、複合的な世界遺産として1987年に世界遺産登録されました。

この地でもっとも名をはせるのが、エアーズロックという名称としても親しまれる一枚岩「ウルル」。”大地のへそ”として知られるオーストラリアの代名詞ともいえるスポットです。かつては登山目的で訪れる観光客も多かったのですが、現在も儀式などが行われる場所なだけに、2019年10月25日をもって登山不可となりました。
またその麓にある「ムチジュルの泉」は、一年中枯れることなく荒野を潤す貴重な水源です。ここに自然にできたハートマークのくぼみは”幸運をもたらすハート”として絶好の撮影スポットになっています。

36の巨石からなる「カタ・ジュタ(オルガ山)」は、アボリジニの言葉で”多くの頭”という意味が込められているそうです。この渓谷を巡るトレッキングツアーが人気で、3500ヘクタールの壮大な自然、そしてそこで生きる動植物の生命力に、圧倒的な大地の力を感じることができるでしょう。ウルルとカタ・ジュタ両方を回るツアーも人気です。

エアトリ

グレートバリアリーフ

日本列島がすっぽりと収まってしまうほど大きなサンゴ礁地帯。その大きさは世界最大級で約2000km。1万5000年以上も前から時間をかけてサンゴが成長し、広大なサンゴ礁地帯を作り上げたというから生命の神秘を感じます。この地帯でみられるサンゴの種類は実に350種類以上。サンゴの周りには美しい魚も群れており、その様相は水中の楽園です。

エアトリ

オペラハウス

鋭角的なシルエットが美しいこのオペラハウスはシドニーのシンボル的建物。
世界遺産登録もされており、世界遺産の中ではもっとも新しい建造物ながら、当時の技術力に対しては先進的すぎたデザインを、どうにか実現にこぎつけた独特な内部構造を評価され登録に至りました。

1998年には、このオペラハウス前にて長野オリンピックの開会式のために第九の合唱が行われました。

エアトリ

食べ物

フィッシュアンドチップス

おやつにも主食にもなるフィッシュアンドチップス。油で揚げた白身魚にフライドポテトを添えた料理で、シンプルながら美味。友達とシェアしながら食べるのもオススメ。

TABIPPO

カンガルーミート

カンガルーのお肉は、「ルーミート」とも呼ばれています。カンガルーが多いオーストラリアならではのもので、低脂肪・低カロリー・高たんぱく質のため、ダイエットに良いそう。

TABIPPO

パブロバ

オーストラリア発祥のケーキ・パブロバ。メレンゲを焼いて、その生地の上や間に生クリームやフルーツを盛りつけたもので、お祝いごとがある時は必ずと言っていいほど食卓に並びます。

TABIPPO

お土産

ベジマイト

見た目はチョコレートペーストかピーナッツペーストのようなベジマイト。パン用のペーストと一緒に並んでいるし、なんか甘くて美味しそうと思って食べると痛い目に遭います。味はしょっぱくて、しかもかなり個性的な味がするのですが、オーストラリアの人たちは美味しいと言って食べているので、日本で言えば納豆的な存在です。

独特な味の正体は、ビールを作るときに出るイースト菌抽出物を原料にした黒いペーストなのです。パンに塗って食べるのがダメな場合でも、和食を作る時に使うと意外に美味しく食べられようなので珍味好きな方にはいいかもしれません。

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ピンクソルト

オーストラリアの美味しい塩と言ったらこれ! オーストラリア最長の川、マレ・リバーで取れるピンク・ソルトです。大自然からのギフトである無添加・無着色のこの塩の味は、クセがなくマイルドで、とっても美味しいのです。

一流ホテルやシェフたちにも愛されているこの美味しいお塩をお土産としてあげたら絶対に喜んでくれること間違いなし!

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ワイン

オーストラリア国内には65ヵ所以上のワイン産地があり、2,400を超えるワイナリーがあちらこちらに点在しているほどワインを作りが盛んな国です。 世界中で飲まれ、愛されている美味しいワインをお手頃な価格で変えるので、ぜひ大切な人のお土産にいかがでしょうか?

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まとめ

オーストラリア
・最近カカオ栽培が始まった新興国

・オーストラリア産カカオを使用したチョコレートは今の所国内では入手できない

・オーストラリアの紙幣はプラスチック製

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。