こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。
さて、今回はカカオの産地〜アジア・オセアニア編〜フィリピンです。
このカカオの産地シリーズでは、その国のカカオ事情を始め、もし訪れることができたら行きたい場所や食べたいものなどについてもまとめています。
皆さんにも、旅の計画を練る気分で気楽に読んでもらえたらと思います。もし現地情報に詳しい方がいらっしゃったら、コメントで教えて下さい。
それでは早速、進めていきましょう!
基本情報
首都:マニラ
公用語:タガログ語、英語
通貨:フィリピン・ペソ
歴史:1898年にスペインから独立、1946年にアメリカから独立
宗教:大多数がカトリック教
日本からの行き方:直行便で4時間程度
カカオ情報
生産量:1万トン
主な品種:トリニタリオ種、フォラステロ種
収穫期:メインクロップ 10月〜12月
ミッドクロップ 3月〜6月
フィリピンにカカオが伝わったのは17世紀後半でした。スペインの入植者たちが、母国でも定番の飲み物をフィリピンでも味わえるようにと、栽培を始めたのがきっかけです。
現在のフィリピンでは主にチョコラテと言われる、チョコレートドリンクとして親しまれています。
今でもアステカ文明と同じような作り方で、固めたカカオマスにお湯と砂糖を入れ、モリニロという棒のようなもので滑らかになるまで泡だてて飲みます。
チョコラテは朝食に登ることが多く、多くの人々の生活に根付いたものとなっています。近年では人気が上昇して供給が追いつかず、多くを輸入で賄っている状況です。
チョコレート
THEO&PHILO
そんなフィリピンカカオのチョコレートといえば、「THEO&PHILO(テオアンドフィロ)」ですね。
マンゴーやコーヒーなどの材料も全てフィリピン産を使用するなど、こだわりが見えるブランドです。
オンラインショップもあるので、興味のある方はどうぞ!
AURO
そしてもう一つは、「AURO Chocolate」です。こちらはミンダナオ島のダバオで採れる高品質なカカオ豆のみを使用したビーントゥバーブランドです。
こちらはイギリスのチョコレート品評会、アカデミーオブチョコレートでも入賞実績のあるブランドになっています。
マンゴーや、スーパーフードと言われるモリンガを混ぜ込んだタブレットもあります。
こちらも同じく、オンラインショップが開設されていますので、興味のある方はどうぞ!
観光スポット
チョコレートマウンテン(ボホール島)
ボホール島のオプショナルツアーを選ぶなら、島の中央を目指しましょう。有名なチョコレートヒルズは、木の生えないこんもりした山が続く不思議な絶景で、山に張り付く草が枯れる乾季の光景はまさに転がるアーモンドチョコレート。世界最小のメガネザル・ターシャに出会える保護センターもあり、動物に癒やされたい方にもおすすめです。ターシャたちはストレスに非常に敏感なので、驚かさないように気をつけて。
エアトリ
ボラカイ島
旅行誌の世界ベストリゾートアイランドにも選ばれたことがあるボラカイ島は、高級リゾートからゲストハウスのような安宿まで見つかるフィリピン有数の海のパラダイス。島の西側に広がるホワイトビーチと遠浅の海が一番人気の観光スポットとなっていて、人々が思い思いに過ごしに集まります。遮るもの無く海の落ちる夕日も日本では見られないほどの美しさですから、この時間帯はカメラを忘れずに出掛けましょう。
ホワイトビーチ沿いにはレストランバーやクラブにダイビングショップまで並んでいて、何をするにも飽きることがありません。海へのアクセスも容易なので、簡単に楽しめるシュノーケリングがおすすめの楽しみ方ですね。
エアトリ
ビガン歴史都市
ルソン島北部に残るスペインのような街並みと、この地域特有の建築物。かつて商業地として発展し、台風や戦争の被害を免れたビガンの街の風景が、世界遺産に登録されています。中心を貫く石畳のクリソロゴ通りには自動車ではなく馬車が走り、タイムスリップしたような感覚となるでしょう。
特徴的なバハイナバトと呼ばれる住宅様式は、フィリピンとスペインと中国がミックスする建築物です。1階を倉庫・2階を住居として設計した長屋のような外観で、日差しを生かす構造の窓もとてもクラシカルな印象です。ホテルとして営業するものもあるので、なぜか昭和の下町風景にも見える不思議な空間を、今夜の宿にしても良いですね。
エアトリ
食べ物
レチョン
レチョンとはフィリピンで国民食として食べられているブタの丸焼です。元々はスペイン統治時代にもたらされた文化で、祝い事がある際にはレチョンを食べる風習があります。
レチョンはフィリピンのレストランでは簡単に見つけることができます。ブタの丸焼を店先などで焼いているお店で食べることができます。炭火でじっくり焼かれたレチョンは、パリッとした食感の皮とジューシーな歯ごたえが楽しめます。
レストランでオーダーされた際は、ブタが1頭出てくるわけではなく、切り分けて食べやすくされた状態で提供されますので、ご安心ください。店舗によってはテイクアウト可能な店もありますので、購入してホテルでお酒のおつまみにするのもおすすめです。
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ハロハロ
フィリピンの定番デザートです。かき氷の上に紫イモのアイスクリームやフルーツ、ゼリー、コーンフレーク、豆、練乳など、たっぷりの具材がトッピングされています。
かき氷と具をすべて混ぜて、ごちゃ混ぜにして食べるのが本場流の食べ方です。ハロハロを食べられる店は多く、屋台からファーストフード店まで、どこでも見かけます。具材は店によって異なるので、食べ比べて自分の好みのハロハロを探してみてください。
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お土産(チョコ以外)
ドライマンゴー
フィリピンでポピュラーなお土産と言えばこちら。
買いやすく、保存もしやすいのでちょっとしたお土産にはベストでしょう。特に人気が高いのは7Dのドライマンゴー。マンゴーの味はとても濃厚です。甘みと酸味のバランスも絶妙で、日本人好みな味といえます。砂糖が控えめで甘すぎないので、甘めのものが苦手な人にもおすすめです。少し変わったものがいいという人には、日本ではほとんど見かけることのないドライグリーンマンゴー(熟す前のマンゴー)がおすすめ。通常のドライマンゴーとは異なり、色味はドライアップルのような白っぽい状態で、良く目にするオレンジ色とはまったく違います。甘みは少なくすっぱいですが、後味が良く、こちらにハマる人も多いとか。
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ドリアン
果物の王様、ドリアンはフィリピンではスーパーなどで気軽に購入することができます。国内への持ち込みもできるので、「変わったお土産がほしい!」という方におすすめです。
ただし、日本人はドリアンが不得意な人が多いのも事実。本気のお土産にすると、相手に嫌がられてしまう可能性もありますので、あくまでもウケ狙いや、ネタなどで購入されるほうがよいでしょう。ホテルや飛行機(手荷物)には持ち込めない場合もありますので、購入する場合は、スーツケースに入れて持ち帰りましょう。
エアトリ
まとめ
・テオアンドフィロやオーロチョコレートで購入可能
・トマトケチャップではなくバナナケチャップが定着している
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!