マカロン型のマシュマロ、マシュマカロンアプリコット

こんにちわ。こちらは『チョコレートをエンターテイメントにする』をテーマに、×Chocolatのakiが綴るブログです。チョコレートの面白さについて、様々な角度から発信しています。

さて、今回はマシュマカロンを作っていきます。マシュマロ+マカロンでマシュマカロン。そのままですね。ちなみに味はアプリコット。

チョコフォンデュのマシュマロをオシャレにしたらどうなるかな〜というところから始まりました。半分遊んでますね。

オシャレながらもどこか懐かしさのあるマシュマカロン、早速進めていきましょう!

必要なもの

材料

アプリコットのマシュマロ

  • アプリコットピューレ 100g
  • グラニュー糖 150g
  • 転化糖 50g
  • 粉ゼラチン 5g
  • 水 25g
  • オードヴィアプリコット 3g

パートドフリュイアプリコット

  • アプリコットピューレ 41g
  • 水 21g
  • ペクチン 2.7g
  • グラニュー糖 29g
  • トレハロース 6g
  • クエン酸 微量

アプリコットピューレに関しては市販のもので大丈夫です。富澤商店などにも売ってると思います。オードヴィアプリコットというのはお酒ですね。無くても大丈夫ですが、入れると香りが良くなります!

型取り

  • ビターチョコ 適量
  • カカオバター色素 黄、金

器具

モールド

今回使ったものと全く同じではありませんが、似たようなものが楽天市場で販売されていました。これでチョコレートの型取りをします。

ミキサー

今回マシュマロの泡立てに使った、ブラウンのマルチブレンダーです。基本はブレンダーですが、アタッチメントを変えることでミキサーとしても使える優れものです。

作り方

型取り

まずはモールドにエアブラシで色を付けていきます。最初はカカオバターの黄色を吹き付けます。

続いてゴールドを重ねます。色は単色だと薄っぺらい印象になってしまうので、必ず2色以上の重ね塗りをしています。

続いていつも通りテンパリングをしていきます。御影石のタブラージュ法ですね。チョコは電子レンジで40℃にしたものを、2/3くらい石に流します。

それからヘラで伸ばしてはまとめてを繰り返します。これが25℃くらいになれば、残しておいたチョコレートの方に戻します。

良く混ぜて32度前後になっていればOKです。温度が低い場合は5秒くらいずつレンジで温めましょう。

テンパリングが取れたら、先ほどの方に絞っていきます。固まってしまうので、手早くするのがポイントです。

絞ったら、ひっくり返して中を出します。これで中身が空洞のチョコレートが出来上がるということですね。

この流れてるチョコって美味しそうに見えますよね〜何ででしょ。

アプリコットのマシュマロ

続いてアプリコットのマシュマロを作っていきます。マシュマロって作れるの!?と思った方、意外と簡単に作れます。

ちなみにマシュマロとギモーヴの違いを良く聞かれるんですが、同じものです!英語かフランス語かの違いですね。オシャレに言うならギモーヴと言ってみましょう。周りの見る目が変わってくる、はず。

作り方は、まずアプリコットピューレと糖類を105℃まで煮詰めます。

そしてふやかしておいた粉ゼラチンに加えて、しっかりと溶かします。お酒もあればここで加えましょう。

ここからはひたすら泡立てる!ミキサーが無いと正直しんどいです。少しづつ冷めてきてもったりと泡立ってきます。

泡立つとこうなりますね。ピューレがこんな感じに変化するんだから、面白いですよね。

ちなみに今回はピューレ100%で作りましたが、卵白でメレンゲを作って混ぜる方法もあります。ピューレだけの方がもちろんストレートに素材感が出ます。

温度が30℃以下になったら、絞り袋に詰めて先ほどのモールドに絞っていきます。ちゃんと温度を下げておかないと、チョコが溶け始めるので注意して下さいね。

表面を擦り切って、マシュマロ部分は完成です。余った分は適当な型に流して、カットして頂きましょう。

パートドフリュイアプリコット

続いてパートドフリュイアプリコットです。この配合実は、前回のフランボワーズのボンボンショコラで使ったパートドフリュイをアプリコットに差し替えただけ。ちょうど良い甘さと固さで気に入ってます。

【ボンボンショコラ】フランボワーズとラムレーズン

2020年11月3日

作り方は、ピューレと水、ペクチン、糖類を糖度60まで煮詰めてクエン酸を加えるだけ。

あとは、使うまで冷やしておきましょう。

サンド

さて、いよいよ終盤です。まずはクッキングシートなどでマシュマロに蓋をしてひっくり返します。

ちゃんとテンパリングが取れていれば、このようにきれいに外れます。快感。

ツヤッツヤですね〜。これだけで美味しそう。

あとは、全てひっくり返して先ほどのパートドフリュイを絞っていきます。結構粘度があるので、袋の先を指先でつまんで、切るようにしながら絞っていくと上手くいくと思います。

対になっているものでサンドすれば、出来上がり!

まとめ

アプリコットの酸味とマシュマロの食感、チョコレートの苦味がバランス良い、マシュマカロンの完成です!断面もオレンジ色が一本入っていてカワイイですね。

チョコは難しいかもしれませんが、マシュマロだけなら簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみて下さいね!

作業の様子を動画にまとめました。

 

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マシュマカロン
・マカロン型チョコとマシュマロでマシュマカロン

・マシュマロは割と簡単にできる

・マシュマロはオシャレにいうとギモーヴ

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいチョコレート日和を。
Bon Chocolat!

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年生まれの大阪在住。 社会人として12年の間、洋菓子業界を様々な視点から経験。現在はフリーランスのショコラティエとしてメディア運営や企業コンサルタントを中心に活動中。